魔法のチョークで描いた窓

言葉の重み

2023-08-16

言葉の重みは事後的に変更される。発した側でも受け取る側でも。

安全に言葉を使いたかったら

優位な立場の人が言ったら、強い口調でも弱い口調でも、提案でも指示でも、けっきょく命令として響くと思うが、しかしながら後から「そうは言ってはいない」と言葉の重みの変更ができてしまうのがズルいところ。

受け手でもまた、受けとった言葉の印象を事後的に更新しているもので、例えば、受けた言葉に「悪意があった」「攻撃された」と記憶の中でそれに肉付けしている。

安全に言葉を使いたかったら―どうすればいいんだ?