魔法のチョークで描いた窓

退化したところからの

2022-12-21

人は退化する。気負って進化と言い張る必要はない。

退化したところからの回復

きらびやかな報告をしたいし成果を宣伝したい、日常生活でも仕事のなかでもよくあることだ。進歩している、そう信じろ、そういう態度でいろ、と訓練される場合もある。ときに擬態をしつつ、嫌な気分になりながら、それを隠しながら。

実際のところ人はときどき退化してしまう、自然に何かを失っていく。それゆえにときどき失ったものの回復に時間を費やすのも自然だ。欠けたところを見つけ修復していく作業を、気負って進化と呼ぶ必要はない。