魔法のチョークで描いた窓

余計なことを言いがちな人

2023-03-23

その人の漏れ出た思考がときに攻撃的に響く。

ただの余計なこと

心の内と外の境界の位置は人それぞれで違う。一個人においても、その境界がときどき動いている。必要に応じて調整されている、がより正しい表現かもしれない。

余計なことを言いがちな人というのは、外側を広くとるような境界の引き方をするだろう。多くの人が内側で処理している思考の過程が漏れ出て外に聞こえてしまう。未熟な思考が漏れ出るものだから、ときに攻撃的に響いて余計な問題を起こす。

それはただの思考の断片であり曝露された深層心理とかではない。時を経れば、内側で処理されたときと同様に、結論に吸収されてしまうものだ。