言った言わない
ひとたび合意できたなら、言った言わないなど大昔の話。
言った・言わない
なぜ言った・言わないでもめてしまうのでしょうか。なぜそんな過去にこだわるのでしょう。
なにか合意があって物事を先に進めた結果、現在があるのでは?
なぜ、言った・言わないのような「大昔」のことに関心が向くのでしょう。
なぜ、言った・言わないで揉めるのか?
きっとそれは、合意を作る努力をしなかったからです。
合意を作るために大きな投資をしなかったから、それを大事にしようという気持ちにならないのでしょう。
それともう1つ、失敗を責める文化と、失敗を引き受ける勇気の無さです。
いつまでも揉めていたい
それらは、人々にいつまでも判断を留保したいと思わせます。
だから、言った・言わないは、ケンカのような個人間の出来事ではありません。
それは集団に現れる出来事で、臆病な集団の病気、のように例えることができるでしょう。
February 12, 2023