魔法のチョークで描いた窓

失敗は語ろう

2025-10-06

語れないリーダーは組織の目標を「自分一人で尻拭いできる範囲」に矮小化してしまう。

成功者の特権として

知人と某CEOの著書「失敗を語ろう」の話をしていたとき、自分らはまだ成功していないから語るべき失敗もないな…と笑った憶えがある。

失敗を語れるのは成功者の特権というのは確かにそうだ。例えば、採用面接で口外すべきでない類の逸話が多いのも事実である。

目標のスケールを維持するために

それでも、本にして売れるかどうかは別として、一定規模の組織を預かるリーダーならば失敗は語るべきである。

語らないことは組織の目標を「自分一人で尻拭いできる範囲」に矮小化する。 失敗を語ることは、目標のスケールを維持するために必要なのだ。

ただし、自虐ではなく失敗を語ろう。