会議はとりあえず録画?
2026-03-23
AI議事録の普及により、なし崩し的に「すべての会議を録画する」になっていませんか?録画が生産的かどうか以前に、摩擦を生みかねないこの行為が、なぜ、自然に受け入れられたのかを考えてみました。
聴取と通達
理由は単純で、ほとんどの会議が「聴取」か「通達」を目的としていて、録画に分かりやすい合理性があるからです。
「聴取」のための会議では、録画を記録として残したくなるのは自然です。たとえば、ユーザーインタビューは後から見返したい。あるいは、少々いやらしい例ですが、言質を取るための聴取ならしっかり証拠を残したい。
「通達」のための会議にいたっては、もはや先に録画しておきたいものです。そして、それを配信すれば事足りる。会議の形式が選ばれるのは、役職者が「登壇」するための舞台が必要…ただそういうことかもしれません。
そうじゃない会議
一方で、それらに当てはまらない会議については、録画の要否を、場の性質を踏まえて複数の観点から慎重に考えたほうがよいと思います。
たとえば、1-on-1を録画するのは基本的にナシだと感じます。しかし、組織全体に「録画するのが普通」という空気が広がると、違和感を覚えたときに、そこで手を挙げにくくなるかもしれません。
- 会議を録画する行為は自然に受け入れられている
- 実際のところ、多くの会議は録画に適している(良し悪しは別として)
- しかし、とりあえず全部録画、が慣習化すると危険