魔法のチョークで描いた窓

コンテンツ化するオンライン会議

2025-09-24

オンライン会議がコンテンツ化してテレビ番組のように消費される。

そもそも集まっていない

オンライン会議で「演説をぶった」ようになり、終了後に自分で自分にがっかりすることがある。これは私にとって明確なオンライン会議のダウンサイドだ。話を聞いてもらいやすい立場(お年寄り)になったからなのか、何にせよ、私のファシリテーション能力不足が露呈している。

同時に、道具やら環境を整えることに傾く自分にも気づく。リモート会議がコンテンツ化する。会議が「場」ではなく消費者のための「番組」となり、Googleカレンダーがテレビの番組表に変わる。

何のために集まって話すのだっけ?という問いに立ち返るわけだが、そこまで考えて、けっきょく結論は広い意味でのファシリテーション能力不足ということなる。参加者一人ひとりへの期待が曖昧なのだ。会議の目的やアジェンダよりそちらのほうが重要だと思われた。